youtubeを観ていた時、
人間関係、人とのつながりをお金で買うべきではない。
と言っている人がいた。

人脈を作る時、まったくお金がかからないのは、
小学校、中学校、高校、大学といった学生じゃないか？

あとは、会社の同僚かもしれない。
けど、会社の同僚が本当の仲間なのかは、疑問だ。

ある時は、ライバルになり、ある時は友好関係になり、
ある時は、チームメンバーになり、ある時は、無関係になる。

そんなことを繰り返しながら、
この人となら、信頼できるという基準が満たされて、
大人になってからの付き合いになるんだろう。

しかし、ビジネスシーンでは、
利害を持って、組む相手を探し、名刺交換や
早朝からスピーチをする努力をする。

これは、そういう経営者団体、
BNIや守成クラブ、倫理法人会でもそうかもしれないが、
会費を払って、交流し、別の交流会でも交流して、
人間関係を形成しているという。

友人関係、恋人関係でお金が絡めば破綻しやすいのは、
読者の方ならお分かりだろう。

とはいえ、協業関係、経営関係、商業関係、法律関係、
といったものは、そもそものお金のやり取りがあるので、
キーマンに会うために、お金と時間を使って、
人間関係を形成するわけだ。

こういう経営者団体で、経営者同士が友人になることがある。
その経営者も孤独な立場にいるので、
お互いに友人になる人を探しているのもある。

それを友達を探すために金を使うのはおかしい。
という論法を展開する人がいる。
きっかけは、そうであっても、その後の関係が、
壊れない程度のお金のやりとりはあってもいいのではないか？

なんか批判する時に使う、
一面だけをピックアップして叩くという感じで、
別に、すべてのプロセスにお金や時間を使っても良いし、
友人に限らず恋人もそうやって見つけることもあるから、
それをビジネスにしている人もいる。

出会い系サイトも有料でないと使い勝手が悪い。

人間関係にお金を使うのは、別に、
考えれば、普通のことなんだと思う。

友達を金で買うって、
そんな表現することないのにね。
実際はそうかもしれないが、そうでないことの方が多いし、
それを正規のビジネスとしてやっているのもある。

出会いたい人がいる環境に飛び込むために、
お金を使うことが悪いのだろうか？
会社だって、交際費とか必要経費として扱うこともある。

言葉の表現については、
気をつけて、本質を見誤らないようにしたい。

なみのりふね名古屋いまいけ
施設長　森