Fanfare

2026/02/13

あなたはFanfareを鳴らしますか?



「Fanfare」とは、
誇示や派手な演出、
華々しい登場を意味する言葉。

式典でトランペットが鳴る、
あの短い音のことでもある。

でも、人生に
ファンファーレは必要なのだろうか。

うまくやれなくていい。
そのままで生きればいい。

ありのままでいい、
という言葉は
時に軽く聞こえるけれど、
本当はとても難しい。

失ったと思っているものたちが、
心のどこかで
いまも紡がれている。

ちぎれたと思っていた縁も、
やぶれたと思っていた関係も、
形を変えながら
統合された愛の方へ
向かっているのかもしれない。

どんなに傷ついた状態でも、
説明できなくてもいい。
答えられなくてもいい。
 
分かってくれている人には、
もう分かっている。

会えていなくても、
会いたいと思う人がいる。
切れていない縁があるから、
それでも
人は愛の方へ向かっていく。

理想や最適は、
遠くにあるようでいて、
実は案外、身近にある。

玉置浩二のスキャットを聴きながら、
何を言っているんだろうと考える。

でもきっと、
意味ではなく、
感じるものなのだろう。

人はその時の課題や、
自分のフィルターで
世界を聴いている。

聞こえる人には聞こえる。
聞こえない人は、
そのままでいい。

それぞれの場所で、
それぞれの速度で、
人生は続いていく。

派手なファンファーレが
鳴らなくてもいい。

静かなままで、
生きていけばいい。 

なみのりふね名古屋いまいけ
施設長 森