幸せな人生の第一歩を踏み出すために【1】

2020/08/10

情けは人のためならず…

幸せ感が多い人生と幸せ感が少ない人生の違いはたった一つ、
「他人の喜びを我が喜びとできるかどうか」です。人に喜びを与える人生こそ、幸せな人生なんですね。
人を喜ばせたら喜びが返ってきます。逆もまた然りです。つまり、人に与えたものは必ず自分に返ってくるんです!

人に与えたものは必ず自分に返ってくる」というこの法則は、私たちを大きな力で支配していて誰も逆らうことはできません。

そう考えると、
今この国の政治に大きな閉塞感があることの理由もよく分かると思います。
多くの政治家は、国民から貰うことばかり考えます。
自分に1票入れて貰おう。もっと消費税を払って貰おう、…と。
でもそれは政治家だけではありません。残念ながら、国民も同じですね。
「子ども手当ては貰えるか」「年金はちゃんと貰えるか」。
みんな貰うことばかりです。
自分が国家のために何ができるか、とは考えません。


そうなると、やがて奪う奪われる政治がはびこっていきます。
貰うことばかりを考えていると、貰えなかったときに不満が溜まるんですね。
その不満は、愚痴や暗い表情や思いやりのない行動になって周りの人に伝わります。そんな人に、誰も近づきたいと思いませんよね。
こうして、貰うことばかり考えている人は、いつしか避けられるようになっていきます。
実際、人生の課題の多くは、こうやって引き起こされるんです。

振り返ってみれば、皆さんもきっと思い当たるはずです。
人生で思うように行かないと感じているときは大抵、貰うことを考えているときであり、反対に与えることを考えているときには殆ど課題に直面しないということに。


良いものも悪いものも、与えたものは必ず返ってくるんですね。
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