一生懸命に働きましょう♪【1】

2020/08/19

生きることは働くこと!?

それでは、人格を練り、魂を磨くには具体的にどうすればいいのでしょうか?
山に籠ったり、滝に打たれたりなどの何か特別な修行が必要なのでしょうか?


そうではないんですね。

何よりも大事なのは、日々の生活の中で“懸命に生きていくこと”です。そして、
懸命に生きるということは、働く、つまり「他人のために役に立つ」ということなのです。

ところで、仏教などで言われる“悟り”の境地に達する修行法の一つとして、「精進」することの大切さがあります。

精進とは、何か特別なことをするのではなくて、ただ一生懸命働くこと、目の前の仕事に脇目もふらず打ち込むことなんですね!
それが私たちの心を高め、人格を練磨するために最も大事で、一番有効な方法なのです。


一般的に、働くことは生活するための糧、報酬を得るための手段であり、なるべく労働時間は短く、給料は多く貰い、あとは自分の趣味や余暇に生きる。それが豊かな人生であると考えられています。
そのような人生観を持っている人の中には、働くこと、労働することをあたかも必要悪のように訴える人もいます。

本当にそうなのでしょうか?

私は、
「生きること=働くこと」であると考えます。全く働かずに、その一生を終えてしまう人は一人もいませんよね?
「働く」ということは人間にとって、最も深遠かつ崇高で、大きな価値と意味を持った行為だと思うのです。
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