メルマガを読んでいただくということは、相手の時間を奪っているのと同じです。
仮に、あなたの時間給が600円だとしたら、1分あたり10円の計算になります。
もしあなたが、私のメールを読むのに1分かかった場合、
私はあなたに、10円分の価値を与えなければいけないという事です。
つまりメールを読むのに奪った時間分の対価を、
相手に与えなければならないのです。
その対価が見合っていなかった場合、次のメールは見てもらえません。
相手へのメリットとしては、
あなたが売りたい商品・サービスに関連性のある情報を記載したり
雑誌の情報を利用してください。
私の日刊メルマガも、私が書いた記事のほかにも、
面白い情報を載せていて、ちょっとした雑誌感覚で読めるようにしています。
私のメルマガは、1分でサラッと読む事も出来ますし、
じっくりと10分程かけて読むこともできます。
読み手にメリットがあるメルマガ発行を意識せず、
売り込みばかりしていると、読者は増えず減っていく一方で、
いつまで経っても、収益が上がらないという状況にハマります。
アフィリリンクだらけのメールを見かけますが、
ハッキリ言って、なんの利益にもなりません。迷惑メール通報されるだけです。
あなた自身も、そのようなメールを受信したら、ウンザリしませんか?
まずは、相手のメリットを第一に考え、メルマガを発行しましょう。
前述しましたが、不定期でメルマガを送ってはいけません。
メルマガは基本的に、毎日送ってください。
毎日送るのは大変、自信がないという方もいらっしゃると思います。
自分1人で毎日メルマガを送るのは、すごく大変な事です。
これを解決し、毎日、必ず配信できる方法があります。
それは、「メルマガ発行の役割分担をする」という方法です。
メルマガ発行を分業にする
自分一人のことだと、サボっても何も言われませんが、 自分がサボったら、まわりに迷惑がかかる場合、必ずやらなくてはいけません。
要は「強制的に作業をする環境づくり」をするのです。
工場の流れ作業のように、メルマガ発行の作業をおこなってください。
・メール本文を書く
・メール本文を添削する
・メール本文以外の有益情報をピックアップする
・メール本文、有益情報を配信スタンドに配信予約設定をする
・配信予約設定の確認をする
ざっくり考えても、メール配信までに、これだけの作業があります。
これを、役割分担するといいです。
これだけで、毎日メルマガを発行する仕込みの完成です。
実際、私もメルマガ発行は、あえて分業制にしています。
4年ほど前から私は文章を書くだけで、後の作業はスタッフに任せています。
そこからはスタッフが、無料レポートや広告を入れ込んでセッティング、
最終確認をして、メルマガを発行しています。
役割を決める事で、1人がサボると他の人の仕事にも影響が出るので、
やらざるを得ないという状況を作り出す事が出来ます。
必ずしも、あなたがメルマガ本文を書く必要もありません。
もし書く事が出来ない場合は、クラウドソーシングなどで
毎日簡単な記事を書いてくれるライターさんを探しましょう。
あなたは自分の出来る範囲で、メルマガを配信するだけで良いのです。
ロボットの様に、1人でスケジュール通り動ける人はいませんし、
なんでも器用にこなす人も、そうそういないと思います。
また、大きく稼ぎたいなら、全てを自分一人でやろうとしてはダメです。
自分一人ができる作業、能力はすぐに伸ばすことができないし、
時間も24時間と決まっています。
ですが、人を上手に使うことができれば変わります。
人だけではなく、ツール、仕組みなど、自分以外の力をうまく使ってください。
これが、どんな時でも出来るようになれば、
あなたが、作業現場にいなくても収入が入るようになります。
それを、まずはメルマガ発行で勉強するつもりで、分業制にしてみましょう。
メルマガ発行は「信用・信頼」を貯金するのと同じ
どうしても毎日の発行が無理なら、
最低でも週1回の配信をするようにしてください。
特に、メルマガを発行し始めてまだ1~2年の方が
週1回の配信も出来ない様であれば、メルマガを発行する意味がないです。
ある程度、リストの数や、メルマガ運営の形が
安定している人であれば良いですが、
初心者が、不定期のメルマガで収益をあげるという考えは、甘いです。
メルマガを発行するということは、「信用・信頼」を貯金するのと同じです。
スケジュール通りに送る事が安心や信用、信頼感を生むのです。
その貯金が、あなたの財産になります。
小さなことでも、毎日継続できる人は、それだけで「すごい」と思われます。
その他のことも、しっかりと約束事は守るんだろうなと、
読者さまが勝手にイメージしてくれます。
つまりスケジュール通りに、メルマガを配信する事で
その人が販売している商品や、サービス、開催しているセミナーなどにも
安心感、信頼感が生まれるのです。
不定期に適当なメルマガ配信をしている人が商品を紹介しても効果はありません。
まったく売れないでしょう。 売れてもマグレです。
不定期の配信で、物を売る行為は、
通りすがりの人に、いきなり物を売られるのと同じことです。
年間の流れ、月間、週間など、発行のタイミングも重要
日刊メルマガを継続して、信頼感を得ることも重要ですが、
メルマガ配信で、物を販売する時は、「タイミング」も重要です。
人が朝起きて、夜寝るまでの行動や、世の中のイベントがいつあるのか、など、
身の回りの「流れ」をしっかりと理解して、活用する必要があります。
とても小さなことですが、それだけで売上結果を大きく左右します。
例えば・・・
年間の流れでいうと、
人はいつお金を使って、いつサイフのヒモが固くなりますか?
ライバルがよく動く月と、そうでない月はいつ?
業界によって、どの月が活発な動きになるかは違います。
ちなみに、インターネットビジネス業界では、
3月、4月、8月、12月が、プロモーションが多い時期です。
この月を外すかどうかは、あなたが扱っている商品、サービスの金額や
あなた自身の状況によっても変わるので、現状に合わせて、動いていきましょう。
重要なのは、「世の中の動きを知る」ということです。
では、次に月間のタイミングはというと?
ほとんどの人が、企業にお勤めの方だと思います。
そうなると、月での動きはこのようになります。
1日 前月の後始末
初旬 やっと、今月の全体の予定を確定
中旬 ひたすら作業、ちょっとゆとりがあると勘違い
下旬 来月のことを考えながらも、まだ作業
月末 追い込み
あなた自身が、現在も企業にお勤めなら、
ご自身の状況に当てはめてみるとイメージしやすいと思います。
最後に週間のタイミングです。
これも、世の中の基準値を知る必要があります。
企業人なら、週休二日制です。
月曜 忙しい ⇒ 土日で遊んだ疲れを癒やすため、夜は比較的家に居る
火曜 普通
水曜 普通
木曜 普通
金曜 夜は反応が悪い ⇒ 次の日休みなので、まっすぐ家に帰らない
土曜 反応が悪い ⇒ 次の日休みなので、まっすぐ家に帰らない
日曜 反応が悪い ⇒ 次の日を考えて、夜は比較的早く帰宅する
何曜日の何時くらいの配信が、一番読んでくれるかわかりますか?
あなた自身の状況に置き換えて、イメージしてください。
もちろん、1日のタイミングも大切にしてください。
「生活のリズム」を考えた配信が必要です。
何時から何時まで寝ていますか?
仕事の時間は?
仕事の後は何をしている?
何時に帰宅する?
あなたが、相手にしているのは、ロボットではありません。
メルマガを読んでくれるのは、「人」です。
その「人」の脳みその中をしっかりと考えて、メルマガを発行しましょう。
メルマガは最強の飛び道具です
・メルマガ発行を分業して、コツコツと毎日発行する
・販売時や、特に重要なメールは、どのタイミングが最適かを考える
この2点を実行するだけでも、メルマガは効果的な「飛び道具」になります。
私は今、全て無くなっても、今ある10万リストだけで
世界中どこにいても、年収2,000~3,000万円を確保できます。
想像してみてください。
世界中どこでも、毎日1~2時間のメルマガ配信だけで、
年収2,000~3,000万円です。
あなたも、そんな収入と、自由な時間があれば良いと思いませんか?
どんな人でも、コツコツとリストを集めて、コツコツと毎日メールを書く事で
年収2,000~3,000万円にはなると断言できます。
急激に稼ぐのではなく、コツコツと、でも確実に稼いでいきましょう。
あなたのメルマガを、読者が読みたいと思うのは、
あなたが発信する情報が、気になるということです。
なんでもいいので、専門分野を作ることをオススメします。
その情報が、そこら辺にころがっているような内容ばかりだと
読者もすぐに飽きてしまいます。
なので、内容は「あなたらしさ」が入っていないといけません。
・あなた独特の表現で面白い
・あなたの知識がマニアックすぎて面白い
この2つの要素が入っていると、あなたの「オリジナルコンテンツ」となり、
読者さんも継続して、メルマガを読んでくれます。
その知識が、マニアックで専門的であればあるほど、他の人はマネできません。
みんなに好かれようとするな!
「この内容は送っていいのかな・・・」と
ためらうくらいのメルマガが、ちょうどいいです。
ハッキリ言って、当たりさわりのないメールを送っても相手は読みません。
特に件名は、送るのをためらうくらい「攻撃的」にすることをオススメします。
私が気に入っている件名で「デブは死ね」「風邪を引いたらクビ」
という件名があります。
このような件名は、クレームが来る事が分かっているので、送りたくないですが、
メルマガは、相手の感情を動かせなければ、送る必要がないと思っています。
「恨まれなければ、嫌われてもいい」
これくらいの気持ちで、ちょうどいい内容になります。
激しい文面を送って登録を解除する人は、結局あなたのファンにはなりません。
早い段階で、メルマガ購読を解除していただいた方がいいです。
読者全員の心に刺さるメルマガを書くのは至難の技です。というか、できません。
少人数にだけでもいいので、しっかりと刺さるメルマガを配信しましょう。
クレームは反応率
刺さる内容でメルマガ配信をすれば、当然クレームがきます。
「調子に乗るなっ!!」などのクレームは、かなりいただきますが、
クレームに対して、いちいち反応していては、メルマガの配信は出来ません。
逆にいうと、メルマガを読んでいなければクレームは来ないため、
「クレームは反応率」と考えることができます。
クレームが1件あるとすれば、100人は読んでいると思ってください。
もちろん、「内容のあるメルマガ」というのが前提です。
読み手にとってメリットがない内容で、
表現だけ過激なメルマガは、ただのスパムメールです。
自分だけの専門的知識をしっかりと学び、
読み手にメリットのある内容で、刺さるように書く。
これさえ守っていれば、 「読みたくなければ、読まなきゃいい」くらいがちょうど良くなります。
信念を持ち、ポジティブに突き進みましょう。
クレームに対するメンタルケア術
クレームを、けっこうな数いただくと、やはりメンタル的に弱ります。
なので、そこは放っておかず、自分でできる発散方法を身につけましょう。
私の場合は、クレームを受けた時に、ある儀式を行います。
クレームの文面をプリントアウトし、
グリグリ~と足で踏みつけて、ゴミ箱に入れてから燃やします。
この儀式をする事で、スッキリとした気持ちになります(笑)
冗談だと思うかもしれませんが、
メルマガを配信していて、ストレスが溜まるのを回避するために
自分なりの方法を見つけるのは、とても大切なことです。
私はけっこう攻撃的な性格なので、やや過激な形でストレスを発散しますが、
あなたにも、このやり方のマネをしろと言っているわけではないです。
お伝えしたいのは、
クレームに対する発散方法を、自分なりに見つけてくださいということです。
以上が、メルマガの5つの絶対条件です。
「魂を吹き込め」
「鉄は熱いうちに打て」
「贈る気持ちを入れろ」
「定期的に送る」
「自分が最強と思え!」
どれか1つ欠けても、メルマガで結果を出すことはできません。
結果を出すためには、特別な能力も、センスも必要ありません。
大切なのは、「必要な作業を、必要なだけやり続ける」ことです。