大人の男に、好きなことをする許可はいらない
2026/06/30
30代や40代になると、なぜか「大人の男らしさ」を求められる場面が増えてきます。
落ち着いた趣味を持つべきだとか、家庭や仕事を最優先にするべきだとか、お金は将来のために使うべきだとか。誰が決めたのか分からない基準なのに、気づけば自分までその基準を気にしてしまいます。
本当はアイドルのライブに行きたいのに、「いい歳をした男が」と思われそうで人には言えない。休日は家でゲームをして過ごしたいのに、「もっと有意義なことをしなければ」と焦ってしまう。アダルト動画を見るのが好きでも、どこか後ろめたい気持ちになる。Stripchatの口コミ・評判とかチェックしていて気まずくなる。
でも、別にいいのではないでしょうか。
もう大人なのですから、誰かの許可をもらわなくても、自分が好きなことをしていいはずです。
もちろん、仕事を放り出したり、生活費まで趣味につぎ込んだり、周囲の人に迷惑をかけたりするのは違います。ただ、やるべきことをやったうえで楽しんでいるなら、他人に文句を言われる筋合いはありません。
アイドルを追いかけて元気になれるなら、それは立派な楽しみです。
ライブの日を楽しみにしながら仕事を頑張れる。新曲を聴くだけで気分が明るくなる。推している人が活躍する姿を見て、自分ももう少し頑張ってみようと思える。
それの何が悪いのでしょうか。
若い女性を応援しているだけで、すぐに気持ち悪いと言う人もいます。けれど、誰を好きになるか、誰を応援するかは本人の自由です。ルールや距離感を守り、普通に応援しているだけなら、年齢を理由に恥じる必要はありません。
スポーツ選手を応援するのはよくて、アイドルを応援するのはおかしいというのも不思議な話です。対象が違うだけで、好きな人の活躍を見て元気をもらうという点では、それほど変わりません。
ゲームが好きでもいいですし、アニメが好きでもいいです。プラモデル、鉄道、車、バイク、競馬、パチンコ、サウナ、筋トレ、キャンプ、カメラ、食べ歩き。どんな趣味でも、自分が楽しめているなら十分です。
アダルトなものを見るのが好きでも、それだけで人間性を疑われるような話ではありません。
大人の男性に性的な興味があるのは珍しいことではありませんし、誰にも迷惑をかけず、自分の時間の中で楽しんでいるなら、必要以上に罪悪感を持つこともないと思います。
世の中には、何に対しても「そんなことに時間を使うなんて」「もっとまともな趣味を持て」と言う人がいます。
しかし、その人が代わりに自分の人生を楽しくしてくれるわけではありません。
趣味を否定してくる人が、仕事の疲れを取ってくれるわけでもありません。毎朝起きて会社に行ってくれるわけでも、落ち込んだ夜に気持ちを立て直してくれるわけでもありません。
自分の毎日を実際に生きるのは、自分です。
だからこそ、何をしていると気分が上がるのか、どんな時間を過ごすと満足できるのかは、自分で決めていいのです。
30代、40代になると、仕事では責任が増えてきます。上司と部下の間に挟まれたり、家庭があれば家族のことを考えたり、親の老後が気になり始めたりもします。
体力も20代の頃と同じではありません。疲れが抜けにくくなり、健康診断の数字も少しずつ気になってきます。将来のお金について、急に不安になることもあります。
そんな毎日だからこそ、自分が楽しいと思えるものは大切にしたほうがいいと思います。
仕事から帰って、好きなアイドルの動画を見る。お気に入りの作品を眺める。ゲームの続きをする。休日に一人で映画館へ行く。車を少し遠くまで走らせる。誰にも話さない趣味を、静かに楽しむ。
そういう時間があるから、また面倒な一週間を乗り切れることもあります。
世間では、年齢を重ねるほど立派な人間にならなければいけないような空気があります。
本を読み、運動をし、資格を取り、家族サービスをして、資産形成までしている人が「ちゃんとした大人」として扱われます。
どれも悪いことではありません。自分がやりたいなら、やればいいと思います。
ただし、それをやっていない人が劣っているわけでもありません。
休みの日に昼まで寝て、適当なものを食べて、動画を見ながらだらだら過ごす。そんな休日があってもいいのです。毎週それで本人が満足しているなら、それも一つの暮らし方です。
人生を充実させなければならないという考え自体が、苦しさの原因になることもあります。
人に話せる立派な趣味がなくてもいいですし、SNSに載せられるような休日でなくても構いません。自分が「今日は悪くなかった」と思えたなら、それで十分です。
そもそも、人の趣味に対する評価はかなり適当です。
流行しているときは褒められていたものが、数年後には古いと言われます。若い人がやれば個性的なのに、中年男性がやると痛いと言われることもあります。
そんな基準をいちいち真に受けていたら、何も楽しめなくなってしまいます。
それに、他人は自分が思っているほどこちらを見ていません。
少し変わった趣味を話したところで、その場では何か言われるかもしれませんが、多くの人はすぐに忘れます。本人が気にしているほど、周囲は関心を持っていないものです。
仮に悪く言われたとしても、「そう思う人もいるんだな」くらいでいいのではないでしょうか。
その人には合わないだけで、自分までやめる必要はありません。
大人になるということは、世間の期待に完璧に合わせることではないと思います。
自分の行動に責任を持ちながら、自分の好き嫌いも自分で引き受けることです。
趣味に使えるお金を決める。家族がいるなら、相手との時間も大切にする。法律やルールを守る。誰かを傷つけない。健康や仕事に大きな問題が出るほどのめり込まない。
そうした最低限の線を守っているなら、あとは好きにしていいのです。
好きなものを好きだと言える人は、意外と強いです。
周囲の顔色ばかり見ていると、自分が本当は何をしたかったのか分からなくなります。逆に、小さなことでも自分の気持ちを優先する習慣があると、毎日の息苦しさは少し減っていきます。
別に、誰かに理解してもらう必要もありません。
趣味を堂々と公表しなくてもいいですし、分かってくれる人とだけ話すのでも構いません。自分だけが知っている楽しみとして、大切にしてもいいと思います。
大事なのは、他人からよく見られる生活を作ることではなく、自分が納得できる生活を送ることです。
人に褒められていても、毎日がつまらなければ苦しくなります。一方で、世間から少し変わっていると思われても、本人が楽しく暮らしているなら、それはかなり良い状態ではないでしょうか。
30代でも40代でも、好きなものは好きでいいのです。
いい歳だからこそ、残された時間が無限ではないことも少しずつ分かってきます。世間体を気にして、やりたいことを後回しにしているうちに、興味や体力がなくなってしまうかもしれません。
だったら、楽しめるうちに楽しんだほうがいいと思います。
アイドルを追いかけてもいい。アダルト動画を見てもいい。ゲームに夢中になってもいい。一人で好きな店に通ってもいい。誰にも理解されないものを集めてもいい。
大人の男だから我慢しなければならないのではありません。
大人の男だからこそ、自分の生活を自分で選んでいいのです。
やるべきことを終えた夜くらい、好きなことをして過ごしましょう。
誰かの理想の大人になるより、自分が満足できる大人でいるほうが、ずっと自然だと思います。