最強脳を読む8(終点)

2023/02/13

運動が学習成果を高める(発想と記憶力)

頭を良くすることにおいて、運動と脳の関係を理解して有効活用しましょう。
それはウエルビーイング(しあわせな人生)やQOL(人生の質)といった人生の満足度を高めることにもなるでしょう。適度な運動習慣は人間関係の交流の質を高めることにもなるようです。

さて、運動は何をすればいいのか?
という基本的な疑問をもつと思います。


足や手、体を使うこと全般を運動です。
体を使った遊び、ジョギング、バスケットボール(球技)、野菜の収穫、バードウォッチング、水泳などと著者のアンデシュ・ハンセンは書いています。
ここから想像するに、脳を活性化させるために、足腰など大きな筋肉を使う運動の方が体の血流を良くするのでいいのではと思います。

話を学習成果を上げることに運動が有効であることに戻します。
運動をすることで、記憶力や発想力を高めることになると6章と10章で書かれています。
記憶に関しては短期記憶、長期記憶、作業記憶、エピソード記憶、運動記憶などさまざまな記憶の機能や種類があります。シンプルにいうと、知識をインプットするのは運動中が一番適しているのだそうです。それは運動によって脳の血流、特に海馬という記憶に関する部分が活性化するということです。運動後1〜2時間も活性化しているので、学習、情報をインプットするにはいいということでしょう。集中力も高まった状態でもありますからね。

それから、発想力を豊かにすることも運動で脳を活性化することが有効です。
考えが煮詰まって、新しいアイデアやいいアイデアが浮かばないということが起こりますが、運動によって発想が柔らかくなるそうです。
脳の視床というところで、入ってくる情報を適切にコントロールすることが考えをまとめるのに必要なのですが、ドーパミンという報酬ホルモンを運動が適切化するのだそうです。
「考えがとっ散らかってまとまらない」時や「頭が働かなくていいアイデアが浮かばない」時などには、運動というレクリエーション作業に取り組むといいよ、ということですね。

最後に、宿題や毎日の仕事の作業効率を上げることも運動が役に立つということです。記憶、発想、集中できていることでストレスに向きやすいだけでなくてストレスに感じる作業を短くすますことができたら…。いいことずくめですね!

ひとり読書会、最強脳を読むを始めてちょうど1ヶ月が経ちました。大体の内容について取り上げて学ぶことができました。このブログを読んでいただいて、本書を買って読んでくださった方が何人もいて、実際に私と交流することもありうれしいです。

本ていいですね!

これからもひとり読書会をブログにあげていきますので、またお付き合いください。

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