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まぬけなウサギ ~映画ズートピアより~

2021/03/22

間違いではなく
ただ経験しただけ

 こんにちは。高松市ベビーシッター兼子育てコンシェルジュのMarikoです。

 先日子どもたちと一緒に、ごろごろしながらズートピアを観ていました。その時に私もジュディーのように間抜けなウサギだなと思ったんです。

 うさぎのジュディ
「待って聞いて!!私を許せないってことはわかってる。あなたのせいじゃない。私だって自分の事を許せないんだもの。私は無知で、無責任で、心が狭かったわ。肉食動物が私のせいで苦しめられるなんてダメ。私が何とかしなきゃ。でもあなたがいないと何にもできない。なんとかできたら、私の事を憎んでくれていいわ。私はひどい友達で、あなたを傷つけたんだもの。あなたはずっと正しかった。私は本当にただの間抜けなウサギよ。」

 肉食動物が狂暴になったのには「生物学的要素があるかもしれない」と記者会見で言ってしまったことから、キツネのニックはジュディのもとを離れていた。真相の手がかりをつかんだジュディはニックのもとを訪れ必死に謝罪している場面です。ニックはジュディの謝罪を受け入れます。




 

素直に伝えてみよう

 今、子ども達は学校以外で評価される場所がいくつあるでしょうか。社会に出ても学校も失敗や、はみ出すことができにくいシステムになっています。失敗は経験で生きる力の糧になります。一般的に言われる”失敗”を気にしなくても大丈夫なんです。

 ジュディが行方不明の動物たちを探す行為は間違えているわけではありませんでした。自分の言った言葉は、肉食動物を苦しめようと思って言ったものではありませんでしたが、結果そうなってしまった。
 素直な気持ちを言葉にして謝ったジュディーに好感が持てました。

 そこで自分に置き換えてみました。人を傷つけようと思っていなくても、もしかしたら傷つける言葉を言っているかもしれません。それを恐れて行動ができなかったり自分を責めたりした事もあります。

 素直に謝りましょう。感謝も伝えましょう。そして自分を傷つけ続けなくて良いのです。反省し続けなくてもいいのです。
 当たり前や正解がそれぞれ違うのですから、誰かが原因、何かのせいで、などはなく自分の感じたこと、思いを言葉で補えたら良いなと思います。
 
 絶対的な正解のないもののなかで、今まで培ってきた社会的視点を持ちつつも、自分の心が感じる違和感や思いは大切にして、たくさん栄養を与えましょう。そして大事にしていてくださいね。自分を一番に信頼できるように。

 子育ては連鎖です。その姿を見た子どもたちも共に、自分の感性を大切に成長していくことができると信じています。
 

 

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