名将の「伝える」極意を学ぶ
2020/06/12
名将の「伝える」極意は?
野村監督が、ヤクルトの監督になったとき、
次の言葉を言って、球団社長に宣言したそうです。
次の言葉を言って、球団社長に宣言したそうです。
1年目には種をまき、
2年目には水をやり、
3年目には花を咲かせます。
2年目には水をやり、
3年目には花を咲かせます。
そして実際、就任3年目に有言実行!
14年ぶりのシーズン優勝を達成しました。
すごいですよね。
なぜこんなことが出来たのかと言うと、ミーティングでの意識改革を徹底したからです。
ミーティングを通して、選手たちに「監督のいうとおりにやれば勝てる」と思わせることができたのだそうですが、ミーティングの際の話の伝え方がとても参考になります。
「わかりやすく、動きやすく、やりやすいように伝え、
「それならオレも出来そうだ」と自信を持てるような、説得力のある伝え方をすべし」だそうです。
人と関わる仕事をしている方なら、このような伝え方ができたら最高に良いですよね。
「この人の言うとおりにやれば俺もパフォーマンスがあがる」
「この店員の言うとおりのモノを買えば、理想の未来が現実になる」
「この人のところに通えば、私の腰痛は必ず治る」
きっと、そんなふうに思ってくれるはずだからです。
もちろん、口先だけではお客様に見破られるのは時間の問題ですが、相手が自らやる気を出すように導くことができれば、きっとその方の潜在能力を120%発揮させることが出来るようになると思うのです。
・わかりやすく
・動きやすく
・やりやすいように
・動きやすく
・やりやすいように
言葉は単純で抽象的ですが、実際にこの3つのことを意識して伝えようとすると、相手のことを真剣に思い、考えなければ、適切な言葉は出てこないのではないでしょうか。
どんな言葉で伝えたら、分かりやすく理解してくれるだろうか?
動き方はどんな手順で?
いつ、どこで伝えたら、やりやすいと思うのだろうか?
こんなことを徹底して考えたんでしょうね。
ボヤキが代名詞のノムさんですが、その裏では、とことん相手のことを真剣に考え、理解しようとしているんだろうな~、と思いました。