パフォーマンスアップにシックスパックは不要!?

2020/06/14

ケガを予防し、パフォーマンスを上げる「体幹」とは?

体幹強化のトレーニングの代表格は、「腹筋」「背筋」ですよね。
SNSでも、見事に割れたシックスパックを、画像でアップしている人も良く見かけます。

確かに見栄えは素晴らしいです!
わたしも密かに、こんな腹筋を目指しています(笑)。

ですが、これだけを目指してトレーニングをするのは、非常に勿体ありません。というか
危険です。
 
なぜかと言いますと、このようなシックスパックと言われる筋肉だけをつけていては、ケガをしてしまうからです。
 
シックスパックは、表層部分の筋肉です。この表側の筋肉に、体の安定を高める役割は、あまりありません。

一方で、体の安定性を高める役割があるのは、深層にある筋肉(いわゆるインナーマッスル)です。それに加えて大事な筋肉は、臀部(お尻)の筋肉と言われています。

デラウエア大学の研究では、バスケット選手と陸上選手がシーズン中に足をケガをする一番の要因が、臀部の筋肉の弱さであるという結果が出ています。(引用:『良いトレーニング、無駄なトレーニング』より)

また、外国のクリニックでの研究でも、ひざを痛めた患者さんの多く(92%)が、臀部の筋肉が弱かったという結果があります。

体幹の安定性を高めるために、そして足やひざのケガを予防するためには、臀部の筋肉を鍛えることが大切! ということですね。


 
体幹のインナーマッスル&臀部の筋肉を鍛えることで、体の安定性も高まるので、スポーツパフォーマンスもアップすることは間違いありません。

パフォーマンスアップにシックスパックは必要ないというわけではありませんが、シックスパックを作り上げる前段階では、深層のインナーマッスルを鍛えてからの方が良いということです!

股関節を色々な方向に動かしながら抵抗を加えることで、臀部の筋肉は鍛えられます。

動画では、ゴムバンドを使った股関節周り(臀部)の強化方法を紹介しています。

ポイント

ケガ予防&スポーツパフォーマンスアップには、
体幹のインナーマッスル&臀部の筋肉の強化が不可欠です!
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