激しい運動をするときは、食後〇時間は空けよう。

2020/06/22

食べたものは、1~2時間かけて胃から結腸に到達する

スポーツ選手にとって、食事を摂るタイミングは重要です。

食事のタイミングを間違ってしまうと、

・吐き気
・痙攣
・わき腹痛
・めまい
・下痢


などを引き起こすことがあります。

痙攣の場合は、胃の中に食べ物が残っている状態で、体を激しく動かすことで、胃が上下に動かされることが原因です。


ですから、スポーツをする際は、なるべく食べたものが「胃から結腸へ」到達し、胃の中に食べ物がない状態にしてから行うのが、タイミングとしては最適です。

通常、口へ入れた食べ物が胃を通り、結腸に到達するまでには、1~2時間かかると言います。
ですから、
激しいスポーツは、食後3~4時間後に行うのが良いということになりますね。

また、食べるものによっても消化時間が異なってくるので、注意をしましょう!


【食物繊維】

食物繊維は消化速度をゆるめます。また、水分を吸収して結腸内で容積を増やすため、スポーツ前に食物繊維を食べるのは、なるべく避けた方が良いです。

【脂肪分を多く含む食べ物】

脂肪分の多い食べ物も、胃を通り抜けるまでに時間がかかるため、スポーツ直前には向いていないと言えます。


【炭水化物】

炭水化物を食べると、インスリンの分泌が促され血糖値が下がります。運動をすることも血糖値を下げる原因となるため、「炭水化物を食べる」ことと「運動」することが重なると、さらに血糖値が下がってしまいます。

低血糖状態は、吐き気、めまい、脱力感、意識がもうろうとする原因となります。

そのため、スポーツを行う直前に炭水化物を食べることも避けた方がいいですね。






スポーツを行う前の食事で気を付けるべき点

・スポーツの3~4時間前に食事を終える
・食物繊維や脂肪分を多く含む食事を避ける
・炭水化物を食べることも吐き気やめまい、脱力感、意識をもうろうとさせる原因となる。
スポーツを行う前の食事が、こんなに身体の状態を左右するのなら、しっかりと対策をして食事を摂る必要がありますね。

スポーツをした時の体調と、その時食べた食事メニューを日々記録しておくことで、パフォーマンスアップも図れるかもしれません。

といいますか、パフォーマンスがダウンしないようにするための食事管理かもしれませんね。




 
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