●マンション管理士として独立した動機について
20年近いマンション生活の中で以前から「マンション管理」に関して高い関心を持っていたわけではありませんでしたが、2001年に施行された「マンション管理適正化法」をきっかけに都市社会におけるマンションの維持・管理の重要性を認識し、自分も微力ながら残りの人生を都市機能の維持・マンションの再生・スラム化の防止などの「まちづくり」にささげたいと考えました。
●マンション管理について
マンションの管理は区分所有者で構成される管理組合が主体であり、又その執行機関である理事会の舵取りで運営されるものですが、現実は役員がそのための時間をなかなか取れないことや専門知識が不足しているなどの理由、更には高齢化から発生する役員の成り手不足、賃貸化住戸の増加など、従来は自主管理できちんと管理できていたマンションも管理の見直しが必要となっています。
私はマンションのホームドクターとして、理事会の運営を中心とした日常管理のサポートを関連法令、管理規約、技術、財務面で幅広く実施し、区分所有者の利益が損なわれないように管理運営し、マンションという高額な資産の価値を区分所有者自らの手で維持して行くお手伝いをしたいと考えています。