僕は、若い頃から「社長になりたい」という思いが強く、何かないかいつもアンテナを張っていました。
このビデオ屋なら、専門知識もいらないし、手軽にできるのではないか！
と考え、この店で修行させてもらうことにしました。
週３回、夜仕事が終わってから店番をさせてもらうことにした。
店番をしていると、中身がよくわかる！
商品の仕入れ金額、テナント代、光熱費、人件費等、売上から引くとかなりの利益が出る。
利益率は50％以上だった。
「これはやるしかない」と思い、勉強させてもらった。

半年くらいしてから、この店を閉めるとI社長から言われました。
原因は、フランチャイズの本社が裁判沙汰に巻き込まれて、商品の入荷が遅れるようになった。
商品がなければ、売上にならないので、当時流行っていたアメリカングッズを販売するようになっていた。
そのタイミングで、道路の拡張で店舗がなくなるとの事で閉店を余儀なくされた。
I社長にビデオ屋をやりたいと言ったら、「こうゆうのは流行りだから早くやらないと成功しないぞ」とアドバイスをもらいました。
しかし、出店するにはお金がない。
とりあえず、空いた時間に他でアルバイトして収入を増やすことにした。
I社長は「棚と在庫を貸してあげるから早くやれ」と行ってくれました。
「お金ができたらやりたいので、それまで棚と商品を置いといてください」とお願いしました。
それから数ヶ月後、I社長からこのように言われました。

「やるやるって、いつやるんだ？このままだと一生できないぞ！オープンする日を決めて、テナントを探す事！
これがビジネスの鉄則！！」
 

この言葉は今も忘れず、必ず期限を決めて行動するようにしています。

続きは、また。