私たち「生活デザインセンター」は、
八王子の新たなまちづくり、モノづくりに取り組んでいます。
これまでまちづくりやモノづくりは、効率化を第一に進められてきました。
その結果、私たちの生活は便利にはなりましたが、
忘れ去られてしまったこともあり、
十分なものとは言えませんでした。
私たちは便利さと引き換えに
本当に必要なことを見失ってしまったことに気づきました。
それは・・・・・
『生活者の視点や
生活実感からのアプローチこそ、
今、社会が求めている課題解決の方法である』
ということです。
これが「生活デザイン」の基本的な考え方です。
モノやサービスやまちのあり方を考え、
その具体化に取り組むことが必要な段階にきています。
私たちは、この「生活デザイン」を
実際のまちづくり、モノづくりとして
形にしていきたいと考えています。
こうした取り組みを
まだ開発途中であった「JR横浜線みなみ野駅」周辺からはじめ、
周辺大学と市内の企業と連携していくつかのプロジェクトに着手しました。
その一環として、あらゆる人々が利用しやすい製品や環境の創造をコンセプトとして、
「ユニバーサルデザイン」のファッションやまちづくりなどを進めてきました。
その後、みなみ野一帯の整備が進み一定の成果が見られましたので、
2007年の事務所移転に伴い、
デザインをキーワードにした、まちづくりやモノづくりの見直しなど、
身近で取り組みやすい課題から活動を始め、
問題の所在の発見から具体的な事業化までを目指すという、
基本姿勢を再確認し、新たな一歩を進めることとしました。
この活動を進めていくためには、
地域を中心とした生活者をはじめ、企業者、教育研究者などからの
幅広いご協力が不可欠です。
是非とも、
私たちの活動にご賛同いただき、ご協力をいただけますよう、
お願い申し上げます。