こんなことをやっています!!

目的と事業計画

目的

 「生活デザインセンター」は、
効率化優先で進められてきたまちづくり、モノづくりに、
新たな視点で取り組みます。

私たちは、
生活者の視点や生活実感から、
モノやサービスやまちのあり方を見直し、
その具体化に取り組むことが
「生活デザイン」であると考えています。

今後は、八王子の中心市街地を中心に、
近隣地域を活動拠点として、
生活者、教育・研究機関および企業が交流・連携して
生活に関わる諸問題の研究と開発事業を行います。

 私たちは、生活とモノづくりなど、
生活者と産業活動をつなぐためのデザイン研究と、
それに必要な支援ネットワークの核となることを目標としています。

 具体的には、地域の生活や産業に密着した
デザインの研究と開発に関わるコーディネーションやプロモーションなど、
身近なアイテムから活動をはじめています。

そのノウハウを資産化しつつ、
デザインに関する創造拠点の形成につながるための
段階的な取り組みを図っていきます。

 

事業計画

「生活デザインセンター」では、産学民からの幅広い参加をもとに、
以下の事業に取り組んでいます。

1.生活デザインに関するモノづくりの企画・運営・普及事業

  環境分野で初のノーベル平和賞を受賞したケニア人女性、  
  ワンガリ・マータイさんが日本で感銘を受けたとされるのが
 「もったいない」という日本語だったと言います。
 そして、「MOTTAINAI」を世界共通語として広めることを 
 提唱しました。

  環境3R+Respect=MOTTAINAI 

  Reduce(ゴミ削減)、Reuse(再利用)、Recycle(再資源化)という
  環境活動の3Rは、かけがえのない地球資源に対する
  Respect(尊敬の念)が込められていて、
  まさに「もったいない」精神の表れと言えます。

  私たちも「エコグループ」が中心となって、
  モッタイナイ精神で活動しています。

  使い古した洋服、着物、ネクタイや古新聞、木の実や種などを
  活かして、新しくデザインし、生まれ変わらせ、
  生活に役立てるようエコ意識を高める作業を続けています。

               

                 
     
2.まちづくり企画・提案・普及事業
「生活デザインセンター」では、
ユニバーサルデザインのまちづくりを進めています。

”人に優しいまち”、
”住みやすいまち”、
”安全なまち”八王子という
ユニバーサルデザインのまちづくりを目指す中で
気づいたことは、

生産優先で進められてきた今の社会が
コミュニティ意識が希薄になっているということです。

そこで、私たちは、
親密で生き生きとしたコミュニティを
再現する必要があると考え、
物的装置や人と社会の仕組みの両面から、
調査・研究をしていきます。