社会の理解
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社会の理解:問35

2021/09/26
育児・介護休業法に基づく「介護休業制度」および「介護休暇制度」に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

1 介護休業とは、1ヶ月以上にわたり要介護状態が続いている家族を介護するためのものである。

2 介護休業は、家族1人について、通算して124日の期間を限度する。

3 要介護状態にある家族を1人介護する場合、1年度に7労働日を限度に、介護休暇を取得することができる。

4 要介護状態にある家族を2人介護する場合、1年度に21労働日を限度に、介護休暇を取得することができる。

5 家族の通院等の付き添いは、介護休暇の対象となる日常生活上の世話に含まれる。

正解 : 5

1 負傷、疾病又は身体上若しくは精神上の障害により、厚生労働省令で定める期間にわたり常時介護を必要とする状態の配偶者、父母及び子並びに配偶者の父母の介護する労働者に対して取得できる休業である。


× 2 介護休業は、同一の対象家族の要介護状態ごとに1回ずつ、後述の短縮等の措置が講じられた期間と合算して93日まで取得することができる。


× 3 要介護状態にある家族を1人介護する場合、1年度に最大5日間を限度に、介護休暇を取得することができる。


× 4 要介護状態にある家族を2人介護する場合、1年度に10日間を限度に、介護休暇を取得することができる。


〇 5 設問のとおりである

補足

護支援専門員=ケアマネージャー

■ 主任介護支援専門員とは?

 主任介護支援専門員とは、介護支援専門員の上位資格であり地域包括支援センターに配置が義務づけられている介護相談のスペシャリストのことをいいます。

 主任介護支援専門員は、十分な知識と実務経験のある介護支援専門員が「主任介護支援専門員研修」を受講することで資格を取得することができます。

 主任介護支援専門員は、2006年に誕生した比較的新しい資格ですが、資格取得者は介護現場で必要不可欠な存在となっています。