最強脳を読む3
2023/01/17
脳のごほうびドーパミンとは
あなたや育児中の子どもの幸せを願って、心理学関係の読み解きをお伝えしています。
今回は「最強能」第1章 「もっと幸せな自分になる」から
特にドーパミンいう脳のごほうびシステムについて紹介します。
ドーパミンとは私たちに「何に注目して集中すればいいか」を教えてくれる脳の働きかけの物質です。
物事の良し悪しに関係なく、何かに取り組もうとする時に集中する時にドーパミンは活動するといえます。
たとえば、ゲームや動画、SNSの情報などは子どもにたくさんのドーパミンが出る刺激となっているようです。スマホやタブレットを手放せない人たちは、ドーパミンの虜になっています。つぎつぎに自分にとって必要な情報が得られることを期待してやめられなくなってしまうようです。
そもそもドーパミンは動物の生存戦略に欠かせないものだそうです。
人間でいえば1万年前の狩猟生活をしていた時代に有効に機能していました。
そのため、
・人と交流すること
・食べること
・運動すること
などでドーパミンが働く仕組みができました。
狩猟生活時代は、ひとりで活動するより群れで生活することが生きる上で大事だったので誰かと仲良くすることはいいこととしてドーパミンが働いていました。
獲物を得て食べるために、運動することを動機づけるためにもドーパミンが出るようになっています。
今の子どもたちにおいては、スマホやその他デジタルメディアは人とつながること、ゲームによって報酬を獲得したり、ゲーム上のキャラクターがレベルアップすることでドーパミンが出ていることになります。反面、運動不足であったり、コロナでリアルな人間関係でつながることは希薄になっています。
てっとり早く、ドーパミンが得られるのがスマホといえます。
前回にも紹介したように、
スマホから得られるドーパミンによって、
日常生活の他のことに意欲が向かなくなる傾向があります。
時に周りからしたら、怠けているように思われるほど
子どもは勉強に取り組まなくなり、学校に行き渋ることがあります。
そんな子どもたちに、著者は運動習慣を身につけることを勧めています。
狩猟時代のなごりで不健康な依存症になるか、
健康になるかは運動するかしないかが鍵になるのではと思います。
本章を読んでドーパミンが働く意味を理解できましたか?
ドーパミンは狩猟生活時代に培われた生きるための必要なシステムです。
今の都市型の生活にはむしろ弊害が生じてしまうこともあると思いました。
運動することが良いことであり、運動することでドーパミンが出ることを活用する習慣を身につけたいですね。
脳が健康に育ち、生きる強さを獲得していく。
それが最強脳になる習慣といえそうです。
私は、本章から運動、人と話す、読む、書く、食べるのバランスを整えていきたいと思いました。
整体を勉強していた時に出逢った考えがあります。
食・息・動・想・環境の習慣が人間の健康には大事である。
「操体法」という身体を健康に保つ理論と実践方法を創った、
橋本敬三医学博士の言葉です。
今はうつ病も運動することで改善すると研究で明らかになっています。
精神の健康も運動が支えになる。
運動しながら心身の調子を整えていきたいですね。
つづきます。
今回は「最強能」第1章 「もっと幸せな自分になる」から
特にドーパミンいう脳のごほうびシステムについて紹介します。
ドーパミンとは私たちに「何に注目して集中すればいいか」を教えてくれる脳の働きかけの物質です。
物事の良し悪しに関係なく、何かに取り組もうとする時に集中する時にドーパミンは活動するといえます。
たとえば、ゲームや動画、SNSの情報などは子どもにたくさんのドーパミンが出る刺激となっているようです。スマホやタブレットを手放せない人たちは、ドーパミンの虜になっています。つぎつぎに自分にとって必要な情報が得られることを期待してやめられなくなってしまうようです。
そもそもドーパミンは動物の生存戦略に欠かせないものだそうです。
人間でいえば1万年前の狩猟生活をしていた時代に有効に機能していました。
そのため、
・人と交流すること
・食べること
・運動すること
などでドーパミンが働く仕組みができました。
狩猟生活時代は、ひとりで活動するより群れで生活することが生きる上で大事だったので誰かと仲良くすることはいいこととしてドーパミンが働いていました。
獲物を得て食べるために、運動することを動機づけるためにもドーパミンが出るようになっています。
今の子どもたちにおいては、スマホやその他デジタルメディアは人とつながること、ゲームによって報酬を獲得したり、ゲーム上のキャラクターがレベルアップすることでドーパミンが出ていることになります。反面、運動不足であったり、コロナでリアルな人間関係でつながることは希薄になっています。
てっとり早く、ドーパミンが得られるのがスマホといえます。
前回にも紹介したように、
スマホから得られるドーパミンによって、
日常生活の他のことに意欲が向かなくなる傾向があります。
時に周りからしたら、怠けているように思われるほど
子どもは勉強に取り組まなくなり、学校に行き渋ることがあります。
そんな子どもたちに、著者は運動習慣を身につけることを勧めています。
狩猟時代のなごりで不健康な依存症になるか、
健康になるかは運動するかしないかが鍵になるのではと思います。
本章を読んでドーパミンが働く意味を理解できましたか?
ドーパミンは狩猟生活時代に培われた生きるための必要なシステムです。
今の都市型の生活にはむしろ弊害が生じてしまうこともあると思いました。
運動することが良いことであり、運動することでドーパミンが出ることを活用する習慣を身につけたいですね。
脳が健康に育ち、生きる強さを獲得していく。
それが最強脳になる習慣といえそうです。
私は、本章から運動、人と話す、読む、書く、食べるのバランスを整えていきたいと思いました。
整体を勉強していた時に出逢った考えがあります。
食・息・動・想・環境の習慣が人間の健康には大事である。
「操体法」という身体を健康に保つ理論と実践方法を創った、
橋本敬三医学博士の言葉です。
今はうつ病も運動することで改善すると研究で明らかになっています。
精神の健康も運動が支えになる。
運動しながら心身の調子を整えていきたいですね。
つづきます。