美濃屋茶舗 スタッフブログ

美濃屋茶舗のミッション

2023/09/14

日本茶文化の
保護・継承・発展に寄与し、
人々の生活に休息の機会を演出する。

古来、中国に渡った日本の僧が持ち帰った茶の木。

それを植え、茶葉の芽、茶葉を煎じて飲む、
薬としての服用から始まったお茶の文化。

戦国時代、千利休などの茶人により、
茶器、茶をもてなす作法が啓蒙され、
位の高い人々が飲むものとして広まり、
それが、大衆にまで、広まるようになり、
湯茶、番茶といったものから、抹茶と広く飲まれました。

昭和時代まで、上水道が普及していなくて、
生水を飲みにくい環境である時は、
煮沸して冷まして飲んだり、
湯のまま飲むこともあり、
茶葉を急須で出すことが一般的でありました。

現代、缶入り茶からペットボトル飲料として、
大衆の市民が手軽に飲めるようになってきました。

日本人から、お茶を飲む、利用する機会は、
無くなってはいませんが、
本来、茶の間で、お茶を入れながら、
家族で、友人との間で、お話に花を咲かせながら、
飲むお茶も、会話と同時に、お茶のリラックス効果もあって
リフレッシュし、ストレス解消になるものですし、
その時間が、休息の時間ともなっているのです。

いろいろ、生活のリズムが加速し、
働いている時間も勉強している時間もより加速していて、
なかなか休みにくい環境だと思います。

そんな時に、急須でじっくり入れるおいしいお茶。

それが、皆さまの生活に休息を演出することになります。

また、日本茶文化は、日本茶農家あってのものでもあります。

日本茶の小売店もいろいろな事情で、
廃業していくように、
日本茶農家も後継者不足などいろいろな事情で、
畑をつぶし、やめていくことが進んでいます。

よりよいものを、よりよい価格で、提供していますが、
日本茶農家に対しても適正な価格で仕入購買をして、
日本茶農家の維持、繁栄に寄与しています。

美濃屋茶舗は、昔ながらの手法、方針を続け、
時代の流れとは違う立ち位置ではありますが、

日本茶文化の保護・継承・発展に寄与し、
人々の生活に休息の機会を演出する。


ことに今後も努めていきます。

よろしくお願い致します。

美濃屋茶舗桜山店
​​​​​​​店主 森