オフィスラブの行き先

2026/05/15

そして、傷ついた心はどこへ向かうのか

人は、感情だけでは生きられません。
でも、感情を無視しても生きられません。

閉じたコミュニティ、職場、サークル、学びの場。

そこでは、人と人との距離が近くなるからこそ、
恋愛感情も生まれやすくなります。

最初は、純粋な想いだったのかもしれない。
救われた感覚もあったのかもしれない。

ですが、その関係性が、

・立場
・承認欲求
・依存
・支配
・孤独
・比較

そういったものと混ざり始めると、
人間関係は少しずつ歪み始めます。

そして多くの場合、

問題を起こした“出来事”そのものより、
処理されなかった感情のほうが、
長く人を傷つけ続けます。

「あの時、自分が悪かったのか」
「なぜ気づけなかったのか」
「信じた自分が弱かったのか」

そんなふうに、
本来は誰かに向けるべき痛みを、
自分自身へ向けてしまう人もいます。

でも、本当は違う。

人は、弱っている時ほど、
優しさや承認を求めます。

孤独な時ほど、
“わかってくれる誰か”に惹かれます。

それは、人として自然なことです。

だから私は、

傷ついた人に対して、

「あなたが悪い」

とは思いません。

むしろ、

よくそこまで耐えてきた。
よく壊れずにここまで来た。

そう思います。

もちろん、

どんな関係にも責任はあります。

ですが、人は時に、

寂しさや苦しさの中で、
正常な判断ができなくなることもある。

だからこそ大事なのは、

「誰が悪いか」で終わることではなく、

その経験から、
どう生き直していくか。

もし今、

何かを失ったように感じていても、
自分の価値まで失われたわけではありません。

人は、

深く傷ついたあとでも、
もう一度、自分を取り戻すことができます。

私は、

前を向こうとしていた姿を忘れていません。

苦しみながらも、
必死に立っていた姿を覚えています。

だから今回、

そんな心を少しでも癒せたらと思い、
一つの曲を作りました。

この曲は、

誰かを責めるための曲ではありません。

傷ついた心が、

「それでも、もう一度生きてみよう」

と思えるように。

そんな願いを込めて作りました。

『ガラスの夜を越えて』

もしよかったら、
静かな時間に聴いてみてください。

あなたの中で止まっていた感情が、
少しでも優しく流れ始めるかもしれません。

なみのりふね名古屋いまいけ
主宰 森