スポーツ中の熱中症への対処
2020/07/03
命に関わることもある「熱中症」
熱中症
7月。暑い季節になってきました。
気温が高い日にスポーツをしている最中、気をつけなければいけないことのひとつに「熱中症」があります。
熱中症に対する処置を間違えると、命に関わることもあります。そのため、現場では早期発見と、適切な対処が重要になります。
自分も周りの人も、大事に至らないように、熱中症の対処法を頭に入れておきましょう。
確認するのは下記。
・意識状態
・呼吸
・脈
・顔色
・体温
症状としては、以下のようなものが現れます。
・だるい
・吐き気
・頭痛
・汗が止まらない
・めまい、立ちくらみ
・脚やおなかの筋肉のけいれん
・判断力、集中力の低下
など
「冷水浴」が効果的だと推奨されています(日本スポーツ協会)が、現場ではなかなかできないとは思いますので、素早く氷で冷やせる準備を整えておくようにしてください。暑い日試合の際は、常に氷を準備しておくことが大切ですね。
まっすぐ走れない、あるいはまっすぐ歩くこともできない、と言った場合は、迷わず救急車を呼びましょう!
熱射病は重篤化して、死亡するケースもありますので注意しましょう。
でも、もっとも大切なのは、熱中症にならないための「予防」です。
誰でも意識すればできること。それは、
気温が高い日にスポーツをしている最中、気をつけなければいけないことのひとつに「熱中症」があります。
熱中症に対する処置を間違えると、命に関わることもあります。そのため、現場では早期発見と、適切な対処が重要になります。
自分も周りの人も、大事に至らないように、熱中症の対処法を頭に入れておきましょう。
熱中症の手当ては、発症から20分以内に開始するようにしてください。
確認するのは下記。
・意識状態
・呼吸
・脈
・顔色
・体温
症状としては、以下のようなものが現れます。
・だるい
・吐き気
・頭痛
・汗が止まらない
・めまい、立ちくらみ
・脚やおなかの筋肉のけいれん
・判断力、集中力の低下
など
このような症状が現れている場合、すぐに風通しの良い日陰などに移動させましょう。そして、着ている衣服を緩めるか脱がせてください。
また「冷却」を早急に行います。
氷のう(氷を入れたビニール袋)をわきの下(腋窩)、首、股関節の付け根(鼠径部)にあてて、大きな血管を冷やします。
「冷水浴」が効果的だと推奨されています(日本スポーツ協会)が、現場ではなかなかできないとは思いますので、素早く氷で冷やせる準備を整えておくようにしてください。暑い日試合の際は、常に氷を準備しておくことが大切ですね。
また、末梢血管の拡張による循環不全から、血圧低下や脳血流低下を生じることによって、急に顔面が蒼白になったり、全身脱力、めまいや失神(一過性の意識消失)を生じている場合がありあます(熱失神)。
このような場合は、仰向けに寝かせて脚を30°程度上げて、上半身への血液の循環を促すようにください。
まっすぐ走れない、あるいはまっすぐ歩くこともできない、と言った場合は、迷わず救急車を呼びましょう!
40℃以上体温が著しく上昇した場合、意識障害やショック状態になってしまいます(熱射病)。
熱射病は重篤化して、死亡するケースもありますので注意しましょう。
でも、もっとも大切なのは、熱中症にならないための「予防」です。
誰でも意識すればできること。それは、
「水分補給」と「電解質補給」
なるべく、のどが渇く前に「水分補給」を行いましょう。
のどが渇いた時点で、すでに脱水症状が起こっていることがあるからです。
また、水分だけの補給では、熱中症を予防できないため、必ず電解質(塩分)の補給を同時に行ってください。
糖質と電解質の入ったスポーツドリンクを利用すると効率的です。
のどが渇いた時点で、すでに脱水症状が起こっていることがあるからです。
また、水分だけの補給では、熱中症を予防できないため、必ず電解質(塩分)の補給を同時に行ってください。
糖質と電解質の入ったスポーツドリンクを利用すると効率的です。