人は小麦に家畜化されている
「人は小麦に家畜化されている」
こんにちは!
小麦の下僕
北海道ラーメン赤レンガ
原です。
「人は小麦に家畜化されている。」
このタイトルを聞いて
気を悪くしたら
ごめんなさい。
でも、
僕が言ったんじゃありませんよ。 ^^
『サピエンス全史』という本に書いてあったんです、
サピエンスとは
我々人間の事で
そう言える理由は
人は朝から晩まで小麦の繁殖に手を貸してきたからだそうです。
大昔の人は
イノシシや鹿を追いかけたり
木の実、きのこ類を食べ
食糧を求めて移動する
狩猟民族でした。
移動の最中、食糧が得られない。
なんて事ももちろんあったようで、、
それが小麦を発見し栽培を始めてからというものは「食料」は安定しました。
ところが、その代償として
朝から晩まで小麦の世話をしなくてはならない生活へと変わったんです。
実は小麦は自分の力だけではここまで種を広げることはできなかったようです。
現に人に発見される前は
決まったらところでしか生えていません。
それは
栽培に適した土壌や水が必要だからです。
それが
人が小石をどかし、水を汲み
栽培するようになり、小麦がどんどんと生育面積を増やしていきました。
つまり
人は小麦によって安定的に食料を得たように見えて
実のところは
小麦は人を使って子孫を増やしてきた。
だから、人は知らず知らずのうちに
小麦に家畜化されていると
言うのです。
僕はこれを聞いて
「ほー?」
「そんなんや〜」
「小麦ってそんなにたくましいんだ!」
なんて、ちょっと驚きました。
それならば、ですよ、、、
小麦なしでは語れないラーメン店は
まさに小麦の家畜化の代表格かもしれません。(^^)
でも、よーく考えてみると
小麦がなかったら、ラーメンは生まれず。
ラーメンがなかったら、赤レンガもなかった。
赤レンガがなかったら、お客様と今日こうして繋がることもなかったんですねよね〜。
小麦に「支配」されているとも言えますが、
僕はむしろ、小麦に「導かれた」と思いたい。
だって、小麦のおかげで毎日たくさんの笑顔に出会えるんですから。
小麦への感謝とともに、
一杯一杯心を込めて作りたい。
改めてそう思ったしだいです。
そして
そのラーメンが、
皆さんの力の源になれば本望です。
今日も
「小麦の導き」で最高の一杯をお届けします!
それで
本日も旨辛Max‼️(謎)
原