【名言・格言集】野村克也さんの心に突き刺さる言葉たち

2020/08/04
プロ野球のヤクルトや楽天で監督をされた、野村克也さん。

僕の過去の記事でも、著書を紹介しました。


とにかく、野村さんと言えば
名言だらけ


野球を通じて、この
世の中を生きていくための人間論や組織論に関する大切な考え方がたくさん。

どれも、心に突き刺さるものばかりなんです。



ということで、今回は
僕が強く感銘を受けた10個を厳選
少し突っ込んだエピソードと共に紹介していきます。




 
あなたも生きていて何かにつまづいたとき、壁にぶつかったときには、ぜひ思い出してみてください

人生の道しるべになるものがきっとあるはずです。



 

野村克也さんの名言10選!

人間論組織論に分けてそれぞれ5選ずつ、僕が特に感銘を受けたものを一つ一つ紹介していきます。

人間論編

その1

“失敗と書いて、成長と読む”
とてもシンプルで、且つとても胸に残る言葉。

僕は何かにぶち当たったときも、よくこの言葉を思い出して自分自身に言い聞かせています。

 
失敗を恐れず、とにかく前に進むことが大事

ただし、同じ失敗を何度も繰り返すのは良くないですよ。

その2

“人間的成長なくして技術的進歩なし”
野村さんの監督時代のミーティングでは、野球の話はほとんどなく、人間学や社会学に関するものが主でした。
 
野球人である前に、一人の人間であると。

野球界だと現役を止めてからの人生が大半ですし、一般社会でも通用する人間になるためにこのような教育をやっていたともいいます。

自分の専門に打ち込むのはいいが、そればかりやっていると
人としての形成を怠ってしまう

引退してから問題を起こしている人も、見かけますからね。

その3

“先入観は罪、固定観念は悪”
何事も決めつけて入るな、まずは常識を疑え、ってことですね。
 
今までの通例が間違っていたこと、というのは多々あるので。

例えば野球で言えば、投手が投球後に肩を冷やすなんて絶対ダメ、と言われてましたが、今ではアイシングが当たり前。

ビジネスにおいても、先入観や固定観念を取っ払ったことで新たな発想が生まれ、ヒットに繋がるっていうのがよくありますね。

とにかく頭は柔軟に。

その4

“心が変われば人生が変わる”
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心が変われば態度が変わる

態度が変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる

人格が変われば運命が変わる

運命が変われば人生が変わる

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もとはインドのヒンドゥー教の教えの言葉だそうです。
意識改革が選手、すなわち人の運命・人生を変えることに繋がる。
 
そのため野村さんは日々のミーティングで人間学や社会学を唱え、選手の意識改革を図ってきました。

その5

“無視・賞賛・非難”
野村さん曰く、
「三流は無視。そもそも話をする気にもなれない。
誉めて賞賛するのは二流まで。一流は徹底的に非難する」


褒められているうちはまだまだ。

 
一流選手はその非難に耐え、乗り越えることで超一流へと成長していく。


例えば、ヤクルトで野村さんと師弟関係とも呼ばれていた古田敦也捕手。

古田さんは
「野村監督から褒められたことなんて一度もない」
と言います。


 
これは別に嫌っているからではなくて、古田さんを一流と認めていたからでした。
 
現にレギュラー捕手として常時出続け、クリーンナップを打たせていたわけですから。


また、今やヤンキースのエースとして活躍している田中将大投手。

彼が楽天にいた時、入団間もなくの時期は褒めている報道がとても多かったと思います。
しかし年月が経って、後にエースとなってくると少々厳しいことも言うようになってきました。

実社会の育成術としても、とても参考になるかと思います。

組織論編

その1

“中心なき組織は機能しない”
当たり前っちゃあ当たり前なんですが、この言葉を知ってから改めて学校や会社の集団を少し俯瞰(ふかん)的に見るようになりました。
 
会社が傾いたりゴタゴタが多いところは、やはりトップがイケてないことが多いです。

その2

“組織はリーダーの力量以上には伸びない”
これも上記に似てます。
トップがイケてない場合、組織はそこそこまでは伸びるかもしれないが、その先に大きくはなれない。

会社にある程度長くいると、それを実感します。

同じように感じる人、いませんか?

その3

“人間学のない者に指導者の資格なし”
「技術力はあるかもしれないけど、こいつ人としてどうなん?」
という人、みなさんの周りにもこれまではいませんでしたか?

 
指導者である前に一人の人間
自分は絶対にそうなってはいけない、ですね。

その4

“財を残すは下、業を残すは中、人を残すは上”
元は後藤新平という昔の政治家さんが亡くなる前に残した言葉です。

「よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。よく覚えておけ」
 
人間教育を大事にする野村さんだからこそ、この言葉を選ぶのもよくわかります。
 
財(=お金)や業(=事業や技術)を残すのはできても、人(=人間学や社会学を持った上で技術論もしっかり持った人)を残すのはなかなか難しいと思ってます。
 
これができるかできないか、人として、そして組織としての真価が問われるかもしれませんね。

その5

“勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けはなし”
江戸時代の大名であった松浦静山の剣術書『剣談』からの引用です。

負ける時には必ず何か理由があり、その分析と対策を怠ってはならない
 
また勝ったときにも負けに繋がる要素が含まれている可能性があり、そのことを看過してはならない、というもの。
 
その日の出来事をしっかり振り返り、後に同じ過ちを繰り返さない。

勝負事はもちろん、人生においても言える言葉でしょう。

あとがき

いかがでしたでしょうか?
 
こうやって見てみると、野村さん自身が色々な言葉を知っていて、そこから自分なりの名言が出てきているんだなと感じます。

忙しい中、それだけ色々な本を読んで勉強されてきたことがわかりますね。

 
本を読んだら自分なりにアウトプット。

過去記事でも紹介したように、
ビジネスライフの成長においてとても大事なことです。

こういうところもしっかり実践していきましょう。
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