重水は甘い

2021/05/01

水だけなのに甘い


飲んだり、洗いものに使ったりと、私たちの生活に欠かせない水。でもその「水」って、実は1種類じゃないんです。

自然界にわずかに存在する重い水「重水」

この「重水は甘い」と主張する論文があるようです。
実際に
宮下教授が確認してみたところ、グリシンの2%溶液に類似して甘い味がするとのこと。


「グリシン」は、旨みを伴った甘味があり、単品や他のアミノ酸、核酸と組み合わせて、調味料として用いられます。

 

グリシン」とは

「グリシン」はギリシャ語の「甘い」という語源を持っています。
実際に少し甘いのも特徴で、食品のうま味を引き出すための調味料として使用されることもあり、塩味や酸味をやわらげることもできます。

「グリシン」は牛肉、豚肉、鶏肉など動物性タンパク質や得にゼラチン質に多く含まれるほか、ホタテやカニ、エビなどの魚介類にも含まれています。

 

宮下芳明教授

1976年イタリア国フィレンツェ生まれ。
明治大学総合数理学部教授。
千葉大学にて画像工学、富山大学大学院にて音楽教育を専攻、北陸先端科学技術大学院大学にて博士号(知識科学)取得、優秀修了者賞受賞。

2007年度より明治大学理工学部に着任。
2013年度より総合数理学部先端メディアサイエンス学科に移籍


 

重水の氷は普通の水に浮く? 浮かばない?

通常の水で作った氷は水に浮く訳ですが、重水の氷ではどうなんだろう……?

「健康寿命を延ばす」
その願いをかなえます

国が認め、メディアでも大きな話題になりました。

テロメア解説動画

クラブエターナルライフ公式動画_Lifelength社

重水とはどんなもの

「重水」は、通常の2倍の質量を持つ水素の同位体「重水素(Deuterium)」と通常の酸素が化合してできた水を指します。
本来の化学式では同じH2Oですが、
重水であることを示すため「重水素(Deuterium)」の頭文字をとった元素記号「D」を用いて「D2O」と表記されることが一般的で、自然界に存在する水の中にもわずかながら含まれています。

 元素は同一の原子番号を持っていても、原子核における中性子の有無やその数の違いによって、基本となる原子とは性質の異なる「同位体」というものが存在します。

重水と比較する際、通常の水のことを「軽水」と呼ぶことがあります。

呼び方が異なるように、重水と軽水は物性(物理的な性質)が異なります。

重水は軽水に比べて密度が約1割高く、文字通り通常の水より「重い」水。

ほかにも固体から液体に変わる融点が摂氏3.82度、沸点も摂氏101.4度と異なります。


 

  軽水(H2O)       重水(D2O)の模式図

水素の同位体(模式図)

元素は同一の原子番号を持っていても、原子核における中性子の有無やその数の違いによって、基本となる原子とは性質の異なる「同位体」というものが存在します。

 これには放射能(放射線を発する能力)を有する「放射性同位体」と、放射能のない「安定同位体」がありますが、
原子核に中性子が1つの重水素は安定同位体。
原子核に中性子が2つある三重水素(トリチウム)は放射性同位体です。

水に沈む重水の氷

重水は通常の水よりも比重が大きい(重い)ことは知られています。
しかし、水が氷になるとわずかに体積が増え、比重が小さく(軽く)なります。
これにより、通常の水で作った氷は水に浮く訳ですが、重水の氷ではどうなんだろう……?という科学的興味からの実験です。
カップに入れた重水を凍らせ、通常の水を入れたメスシリンダーに投入。

すると……。


 

カップに入れた重水を凍らせ、通常の水を入れたメスシリンダーに投入。

すると……。

重水の氷はヒラヒラと舞いながら、ゆっくりと水の中を落下
メスシリンダーの底に沈んでしまいました

水に対する氷の比重が0.917、重水は軽水より20/18倍重いので、重水の氷の比重も軽水の氷より20/18倍重くなり、重水の氷の比重は1.019。

ほんのわずか軽水より重いので、ゆっくりと沈んでいくという訳です。

 

重水は危険  飲みすぎないように


重水は生物の細胞活動を阻害する物質です。


人間の場合、
普通の水のように飲んで、水分摂取量の10%を超えると影響があらわれ、
50%に達すると死亡すると考えられています。
(他の生物で得られたデータからの推測)

哺乳類の場合25パーセント重水は不妊を引き起こし、50パーセント重水は致死的である。
重水の中では魚類も生きることができず、
植物の発芽や成長も停止する。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 

老いは病気 だから治せる。

その方法は??

老化を防ぎ、若さを保ちたい。
そんな願いをかなえると注目されている研究がある。

ノーベル賞生物学者・ブラックバーン博士らによる「テロメア」研究だ。
染色体の端にあり細胞分裂のたびに短くなるため、年とともに縮むと考えられていたテロメア。

ところが
テロメアを伸ばして細胞から若返る方法があり、
がんを防げる可能性もあるというのだ。

命の回数券 テロメアとは

テロメアと老化の関係は
体をつくる細胞の染色体の端にあり「命の回数券」ともいわれるテロメア。

生物の遺伝情報が収納されている染色体DNAの両端はテロメアと呼ばれ、染色体を保護する役割を担っている。細胞が分裂するたびにテロメアDNAは少しずつ短くなる。これに伴って細胞分裂の回数が減り、やがて分裂しなくなる。これが細胞の老化だ

わたしは遺伝子治療で20歳若返った:45歳、米バイオ企業CEO 

マウスの寿命が20パーセント延びうるとされる遺伝子治療を、BioViva USA社のCEOが自身の体で試し、細胞が20歳若返ったと主張している。
パリッシュCEOは現在45歳で、2015年9月にコロンビアのクリニックで受けたという。
パリッシュCEOの説明では、治療の一環として、遺伝子組み換えウイルスの静脈内注射が行われたという。
このウイルスによって、「テロメラーゼ」と呼ばれる酵素を生成する遺伝物質が細胞に運ばれたようだ。

 生命の不思議”テロメア”健康寿命はのばせる!

NHK 「クローズアップ 現代」でも取り上げられました

老化を防ぎ、若さを保ちたい。そんな願いをかなえると注目されている研究がある。ノーベル賞生物学者・ブラックバーン博士らによる「テロメア」研究だ。染色体の端にあり細胞分裂のたびに短くなるため、年とともに縮むと考えられていたテロメア。ところがテロメアを伸ばして細胞から若返る方法があり、がんを防げる可能性もあるというのだ。それは日常で実践できる生活習慣。最新の研究から健康寿命を延ばす秘策と命の神秘に迫る。
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