プロフィール

外間伸吾(ほかましんご)
Shingo Hokama

整形外科病院で理学療法士として働くかたわら、整体師・スポーツトレーナーとしても活動中。多くのアスリート達に対して、10年以上の臨床経験と医学的な見地から、パフォーマンスアップのためのトレーニングや日頃のコンディショニングのサポートを行っている。【SHIN-SHINコンディショニング
現在、オンライン講座「SHIN-SHIN Online Gym」によるレッスンも行っている。


 

資格

・オステオパシー治療師
原田メソッド認定パートナー講師

経歴

1歳

沖縄県那覇市で生まれる

小学2~6年

小学2年生のときに少年野球に入る。

中学

中学の野球部ではショートで3番。地区大会優勝。

高校

秋季県大会で準優勝。九州大会ベスト16。

大学

早稲田大学硬式野球部に入部。4年間、野球漬けの毎日を過ごす。
2年の時に肘を故障。3ヶ月間の投球禁止を余儀なくされる。
早慶戦に出場。

27歳

国家公務員として就職するも半年で退職し、理学療法士の専門学校へ入学

30歳~35歳

理学療法士の国家試験に合格。福岡県の整形外科へ就職。
多くの野球選手(アマチュアからプロまで)のリハビリに携わる。

36歳

地元沖縄に戻り、スポーツ障害専門の整形外科に就職。
副業で、肩の痛み・スポーツ傷害専門の出張整体しんしんを開業

42歳~

【SHIN-SHIN Online Gym】のオンライン講座
野球のパフォーマンスアップ&コンディショニング講座を開講

有酸素運動と筋トレ、どちらを先にするべきか?

2020/06/27

あなたが筋トレをする目的を考えて。

トレーニングをするとき、ランニングやエアロバイクなどの有酸素運動と、自重や器具を使った筋力トレーニングの両方を行っている方は多いと思います。

この2つ

・有酸素運動
・筋トレ

どちらから先に取り組んだ方が、より効果的なのでしょうか?

結論から言うとその答えは、

「あなたにとって、重要な方から始めた方が良い」
と言うことになります。


ここで重要になるものが「酵素」の存在です。
 
運動を行う時、「AMPキナーゼ」と呼ばれる酵素が働くのですが、この酵素は筋肉を大きくさせる作用と、持久力を強化させる作用の両方に関係しています。

ポイントは、この「AMPキナーゼ」が
・筋肉を大きくさせる(筋肥大)
・持久力を強化させる(持久力)
「両方を同時に作用することができないことです。


最初に筋トレを行ったら、「筋肉を大きくする」スイッチがオンになり、エアロバイクから始めたら、「持久力を高める」スイッチがオンになるということです。

 
そして、このスイッチは、いったんオンになると、瞬間的には切り替えることが出来ないということなんです。

 
ですから、より鍛えたいと思う方から先に始めたほうが目的を達成しやすいということになります。

 

あなたにとって重要なトレーニングは何ですか?


あなたがもし、「マラソンで自己ベストを更新したい」という目標を持っているなら、練習では、有酸素運動を先に取り組み、その後にウエイトトレーニングに励んだ方が賢明といえます。

一方で、野球選手で「バッティングで飛距離を伸ばしたいので、パワーアップを図りたい」というのであれば、先にパワーアップのための筋トレから始めてください。

実際にボールを打つバッティング練習や素振りなどの練習も、あまり持久力は必要としませんので、長距離を走る練習と組み合わせるのであれば、先にバッティング練習から行う方が良いでしょうね。

 
また、有酸素・筋肥大のどちらも重要という人は、「日毎に順番を入れ替えながらトレーニングを計画する」といった工夫をすれば良いかと思います。
有酸素が先か筋トレが先か?
あなたにとって、重要な方から始めましょう!

野球のパフォーマンスアップ&コンディショニング講座【投球編】

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