【オススメ名著】日本人のための「非言語コミュニケーション」入門編

2020/10/23

美崎のおすすめ名著
人は見た目が9割

言葉なんて結局7%しか伝わってない

人が他人から受け取る情報は、
次の割合で表現されるとされています。


●顔の表情 55%
●声の質(高低)・大きさ・テンポ 38%
●内容 7%


有名な
「メラビアンの法則」と呼ばれるものです。

本のタイトル通り、
表情や声が93を占めるわけです。


「あっ、言われてみれば確かに・・・」
と思った方、結構いるのではないでしょうか?


つまり、最初に大事なのは内容ではなく、あくまでも
「見た目」だということ。


 
顔や声による表現の仕方一つで、伝わり方が全然変わってくるわけです。

具体的には

・見た目
・仕草
・構図
・色
・間
・距離



これらが変わると、印象は変わる。
逆に言うと、これらを変えれば、
人への印象を変えることが可能にもなるわけです。


本書ではこのあたりの内容について、漫画絵などによる実例を交えつつ、
わかりやすく解説しています。


 
180ページ程度で読みやすく、非言語コミュニケーションの入門編としては
バッチリだと思います。



著者:竹内一郎
出版社:新潮社
YoutubeやInstagramなど、映像や画像によるSNSが多くなっている昨今。

見せ方への関心というのは、日に日に高くなっています。
どう見せるか、どう見られているかの関心をポイントはまずはこの本で学べるかと思います。

で、学んでくると、


「何かこの人はいいこと言ってるな」

 
と思った人でも、大したことを言っていないことがママあることに気づきます(笑)


聞いてる側も内容は大して理解してないんだけど、

表情や間、声の質が良く、そこに小難しい言葉を並べてる
ってパターンです。
テレビのコメンテーターに、たまにいますよね。

こういうことを俯瞰的に見れるようになると、物事の

「ウソをウソと見破れるようになってくる」
のかなと思います。

人は見た目が9割

著者 竹内一郎 新潮社 2005-10-16
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