鬼滅の○○○ではなく…

2020/11/15

寄せすぎなパロディAv


 ネタ元SPA!11月10日号/映像ディレクター大根仁の東京スナイパー 

 
今更ながらの「鬼滅の刃 ~無限列車編~」です。
10月16日(金)に公開されました。蛇足ながらわたくし、その日に新宿歌舞伎町にあるTOHOシネマに映画を観にいってました。「ミッドナイトスワン」の方ですが…。

 話を戻して、映画「劇場版 鬼滅の刃~無限列車~」の興行収入が公開からたった17日間で157億円を突破し、観客動員は1189万254人を記録した(興行通信調べより)
 このままどこまで興行収入と観客動員数を伸ばすのでしょう。コロナ禍で暗く世知辛いニュースが渦巻くなかでの明るいニュースで少し心がほっとします。
 また今年のハロウィンの仮装も例にもれず、鬼滅キャラのコスプレした人が多く報道された印象が強いです。はい。

 そんなこんなの鬼滅の刃です。社会現象といいましょうか、一大ブームと申しましょうか、多くの人に認知されるとパロディーやオマージュやら、寄せてきた企画や商品が台頭するのが世の常であったりします。例にもれずAV業界も…。

 効き間違いや言い間違いの語感や、言葉遊び
が好きなのです。
コーディネートはこーでねーと」とかのオヤジギャクも好きなので妙に心に突き刺さってしまうのがタイトルやコピーのつけ方です。
 もう秀逸なのね。「君の縄」「名器の子」「チコツちゃんにシコられる!」、もうさ、元ネタが何なのか?が一目瞭然だし、タイトル読んだだけでどんな内容のAVなのかもあらかた想像できてしまうのが悔しい…。メーカーやプロデューサー、原作者が耳にしたら訴えられ兼ねませんが…。訴えられた側は敗訴濃厚的な…。

 そんなこんなの大ヒット映画「鬼滅の刃」の寄せすぎているパロディAV。タイトル名は「鬼滅のオメコ」かと一瞥(いちべつ)したが、よくよくみてみると「鬼詰のオメコ」だったのだ!「キメツノオメコ」ではなく「キツメノオメコ」!

 こういう
センスはマジ神!と狂喜乱舞してしまうくらい感動してしまったのだ。もうさ「きめつ」と「きつめ」よ。使ってる文字数がいっしょで文字の順序を入れ替えたアナグラムなんだけどさ、全然違う意味や文言、単語になってておもしろい。ましてやタイポグラフィも寄せてきてるから全然気づかなかった。ましてや漢字の「刃」をカタカナの組み合わせで「オメコ」を「刃」に見せるデザインセンス。
ヘッドコピーが「その刃(オメコ)で、悪夢を断ち切れ!」
もう嫌になるくらい笑っちゃったよ。もう何考えてるんでしょ。どうしたらこのような発想が湧いてくるのでしょう。どういう訓練を積めば、このようなセンス身に付くのでしょう。普段見慣れすぎてて、一瞥しただけでは気づかなかったり
見落としを誘うギミックスキルに脱帽し、またくだらなすぎて大好物なネタでした。
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