なんとなく意味が分かるけど、詳しくは理解できない。
それが、私が本を書く最初のきっかけです。
100年も過ぎると「言葉の意味や漢字そのもの」を理解できなくなっています。
この本の第1章は「孝行」の項目についての逸話です。
道徳の中で最も大切な「孝行」は先祖のお祀りだったのです。
それが縄文の太古から日本人が大切にしてきた「心」です。
その心を初代神武天皇が最初の詔で祖先をお祀りした逸話によって、私たち日本人の教えとしています。
そのような教えが一杯につまったのが「幼学綱要」です。
歴史や古典の好きな方に限らず、どなたでも読めるように注釈を付けました。
これらの逸話を通して、日本人が大切にしていた心を少しでも理解できるようになるはずです。
●初代神武天皇、第一号の詔とは?
●元寇は神風のおかげ?
●毛利、三本の矢に語られる小早川隆景の英知
●幕末、尊王攘夷・水戸学は水戸黄門様のおかげ?
●「堯舜」って何?
●「百聞は一見に如かず」って誰の言葉?
江戸、明治の日本人の素養が無くなったり、勘違いしている現代の私たち、もう一度、失われた日本人の「感性・魂」を取り戻しませんか?
「幼明館」では幼学綱要の逸話の背景について深掘りし、逸話を通しての気付きを話しています。
お気軽にお越しください。