道徳教育が本当に人間成長に繋がるのかと疑問が湧いてきます。
そこで、私は、一番大事なものが歴史だと考えています。歴史には、これまでの長い「人間の経験」が刻み込まれています。
そこには、失敗も多くありますが、後世の人、あなたの為になる事例が多くあります。
この歴史の逸話を集めたものが「幼学綱要」になります。
歴史を学べば人間を学ぶ。過去の偉人の経験や行動について、言葉を通して学ぶ事ができるのです。言葉の意味を物語の出てくる主人公の行動によって理解できるのです。
いわば疑似体験することができるのです。
しかも、歴史の中に実在した人物は、あなたと同じ人間なのです。
「幼学綱要」の中の一つの物語をご紹介します。勤勉さについての教えです。