今回も読者様からの質問にお答えしたいと思います。
会社内でのコミニケーションツールとしては、一般的にグループウェアが使われることが多いです。
大企業や営業拠点が複数ある企業ではたいていグループウェアを導入していることが多いです。有名なグループウェアとしては、マイクロソフト365や、グーグルワークスペース、サイボウズ、アマゾンワークスペース(AWS)、チャットワークなどがあります。
養豚企業でも、本社+農場3か所以上ある場合は、このようなグループウェアを導入することをお勧めします。グループウェアでできることは①メール(全社員一斉や個別送信)、②スケジュール管理(社員個人や部門別、全社)、ファイル共有(文書や農場成績データ等)③タスク管理(業務の進捗状況確認や日報など)④その他(掲示板、社内チャット、オンライン会議など、グループウェアにより有る機能、無い機能がある)グループウェアは利用人数が多ければ料金も高くなります。農場数も少なく、社員数も少ない農場では、できれば無料のサービスを使いたいところだと思います。
まず、農場が1か所だけで、社長も農場に入っているようなケースではグループLINEを使うのが手軽ではないかと思います。実際私のクライアント様で母豚400頭規模、従業員4名のところでは、仕事の指示や報告をグループLINEで行っています。
トラブルがあった時はその場の状況を写真又は動画に撮って社長へ報告するようになっています。
その写真や動画を使って私のところへアドバイスのリクエストも来る時があります。電話やメールだけではわからないことが多いので、写真や動画があると問題解決もやりやすくなります。
ただ、体系的に記録を残したい場合は、LINEで送られた情報をパソコンに保存しておく必要があります。月日または年月ごとのフォルダに、画像や動画をわかりやすい名前を付けて保存することがコツです。
わかりやすいタイトルを付けておくと後から検索して参照しやすくなるからです。