今回は読者の方からの質問3つにお答えして、お役に立ちそうな情報をお伝えしたいと思います。
次の3題です。
まず1題目浄化槽の異常を知らせるセンサーですが、ブロワーの停止のほかに原水槽や曝気槽のオーバーフローも大問題になります。
システムとしては、センサーで異常を検出して警報転送装置を使って知らせることです。
警報転送装置につきましては、本誌6月号で紹介していますので、そちらを参照してください。
まず、ブロワーのON-OFFがマグネットスイッチで行われているところでは、サーマルリレーのa接点(端子番号97と98)を警報装置の入力端子に繋げばOKです(図1)。
いずれの場合もブロワーが過負荷でサーマルリレーが動作した時やブレーカーが落ちた時に警報装置が動作します。
浄化槽制御盤がある場合は大抵、異常ランプが付いているはずですから、異常を知らせる外部出力端子を警報装置の入力端子に繋げばOKです。
浄化槽は農場事務所から離れた場所にあることが多いので、警報転送装置は携帯電話回線利用タイプ(WhiteLock21MM)をお勧めします。
次に2番目の「肥育舎に餌箱を増設したいときにおすすめの方法」と3番目の「豚にストレスをかけずに設備面積当たり出荷頭数をあげる方法」は同じ方法で解決できると思います。
1豚房当たり20~30頭構成の肥育豚舎であれば、大群飼育に変更し、さらに給餌器と給水器を増設することです。
図4と図5は、柵を開閉扉式に改造した例です。
この例の利点は、出荷が始まって在庫頭数が減ったら柵扉を閉めて飼育スペースを縮小し、空いた豚房の洗浄を始められることです。
出荷残豚の寄せ集め作業が無いので、残った豚もストレスなく最後まで出荷できます。
弱い豚も逃げ場所が広いからいじめられることが少なくなります。
また、給餌器が1台トラブったとしても、ほかの餌箱が正常に餌が出ていれば、豚房全体の豚が空腹でダメージを受けることが無くなります。
離乳舎ならば、写真のように柵を全部取り払って大群飼育にすると収容頭数が1~2割アップします。
写真の豚舎の改造前が図6です。